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Frankensteinてさ。

今期、単位埋めをかねて文学を取った。身体性がテーマなので鷲田の「悲鳴をあげる身体」なぞを思い出したり、実は読み終えてなかったことを思い出したり。
で、実際授業でてみると初めのテキストはFrankenstein。

もちろん藤子○雄の怪物くんを連想。 心優しいふらんけん。

それが、この年にして知ったことにフランケンシュタインて博士の名前なんだね。。。浅学を露呈してしまったよ。テキスト読んでてフランケンシュタイン主語になってるから意味わかんなかったよ。はーびっくり!

今日の個人的トリビアでした。

じゃなくって!

授業内容としては、とりあえずありがちに科学万能主義だとか理性主義だとか、男性中心社会が見えますねーから入り、これはまあ書かれた19世紀前半ヨーロッパとしては普通じゃん。と思う。改めて文学から読み取れるっていうところは面白いし。
さらに面白いのはー。
理性主義・精神第一主義だったので、Pure Spiritualityを追究したがったので、肉体・身体性をタブーにしていったってあたり。理性と精神は男性に、肉体やProcreativityは女性にって分けたあたり。そうしておきながら、「生命の神秘☆」って科学万能主義でもって解明していこうとしているあたり。

なんていうのか、PureSpiritualityっていう言葉が出てきた時点でおもしろおかしい。
女性(←生物学的な)が生得的に持ってる妊娠・出産の仕組みを、彼らはタブー視するのにそれが解明したいって言ってたのかな。はじめからおわりまで自作自演な感じに見えるのは気のせいかな。

ぴゅあねえ・・ 求めなくてもいつも持ってるんじゃん、と思う。
でもってPureである=良いっていうわけでもないんじゃないのかな。
単にひとつの性質であってものさしであって。それに対してあらゆる見方と反応があるってのも当然なんだろうと思う。
by scent12th | 2005-04-15 16:09

嘘もホントもベニニッキ。 ことばでどうでしょう。

by scent12th
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